2026/04/09 01:19

古着屋の仕事は、服を仕入れて販売すること。

そう思われることが多いかもしれません。


けれど、closet museumにとってそれはほんの一部です。


今回は「古着屋店主にする20の質問」で、

この小さな博物館の裏側にある考え方を言葉にしてみました。


服の選び方、売り場のつくり方、そしてお客様との関係について。

この文章が、誰かのクローゼットの見え方を少しだけ変えるきっかけになれば嬉しいです。




***


  1. 古着屋を始めたきっかけは何ですか?


ある日、柄も状態も完璧な掘り出し物のヴィンテージアイテムを見つけて、でもそれが全然私に似合っていませんでした。


そこでハッとして、この世には素晴らしい服が溢れているのに、私が着られる服の種類や数には限界があるということに気がついたのです。


「もったいない、こんなに素晴らしいのに着ることができないなんて!誰か着てくれないかな」と思ったのがきっかけです。


2. 「古着」に惹かれた最初の記憶は?


これは1のときよりもっと過去に遡ります。


ブルーローグという今は無いブランドのジャンパースカートが古着屋に並んでいて、まるでお伽話の衣装みたいなデザインで。

本が好きな私の目にはとても輝いて見えました。もちろん購入して、愛用したのを覚えています。


3. お店のコンセプトはどのように決めましたか?


人の手を経て時間を重ねた服は歴史や美しさを持っているので、それを集めるお店は博物館のようだな、と思ったからですね。

結構パッと、これだ!と決まりました。


4. 店名に込めた意味を教えてください


いろいろなところで主張しているのですが、「あなたのクローゼットの中を、ヴィンテージ品の博物館のように変える」という意味です。


5. 商品を選ぶときに一番大事にしている基準は?


「ときめくかどうか」です。


6. 「これは絶対に仕入れる」と感じる瞬間ってどんなとき?


今は失われかけている技術や高級な材質が眠っていた時です。

全面ビーズ刺繍とか、アンゴラやカシミヤ、絹など。興奮しますね!


7. 逆に、どんなに状態が良くても仕入れないものは?


どこかで見たようなもの、世の中に溢れているもの。

きっとcloset museumのお客様方は唯一無二を探しているはずなので。